頭上なると海峡のうずのなか

人生奮闘中の女子東大生の日々の雑感を書きます

「一生懸命頑張っている」のに、成果を残せない理由~バイタリティーだけじゃ何も生まれない。必要なのは「選択と集中」そして「勇気」~

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こんばんは!とみーです

最近色んなことが起こってちょっと頭ばくはつしてるので、脳内整理のためにも気づいたこと・考えていることをこちらに書き残したいと思います( ..)φ

自分の弱点というか、だめなところに向き合ったところ、ひとつの結論が出てきたので、もし同じ悩みを持つ人がいたら参考になればうれしいです。

 

<目次>

 

***

1.こんな経験ない?「頑張ってるのに成果なし」

 

「毎日一生懸命頑張ってるのに、

私はまだ何一つ成果を残していない…!

なんで!?!?」

 

このように思ったことがある人は、世の中にたくさんいるのではないでしょうか。

 

自分のやりたいこと・行くべき方向を真剣に考えて、

一生懸命努力もして、行動もしてきたはずなのに……。

 

自分の成長は実感するけど、

社会に付加価値をもたらした感覚が薄い。

 

まわりの同年代の人たち、

さらには、自分より年下の人たちで、

圧倒的な成果を残している人を見て、

やたらに焦燥感に駆られる。

 

「アイツらはすっげえな……

でも、私なりに彼らに少しでも

追いつけるように頑張ろう!」

 

そう思って努力するんだけど、

何だかうまいこといかない……。

 

「どうやったら彼らに近づけるんだろう……?」

 

そうやって悩む日々を延々と送る……。

 

そんな経験、ないだろうか?

 

何を隠そう、私がそんな経験を持つ1人←

 

昔から、「すごいバイタリティーだね」「向上心すごいね」とマインドセットは定評があるんだけど、いかんせん定量的に成果を残した経験がない。

 

「こんなにやる気はあるのに、なんで???」

そうやって色々考えていたところ、出た1つの結論を以下に紹介します。

 

2.「頑張っている」の定義

「頑張ってるのに」「努力してるのに」と嘆くその前に、自分の言っている「頑張る」の定義を考えてみた。

 

私が今までとってきた行動は「やりたいと思ったこと・今しかできないことを全部・全力でやる」だった。

 

つまり、私の中の「頑張る」は

「自分の行動範囲を広げて、複数の活動を同時並行で行う。そしてそれぞれに自分のリソースを等配分する」

ことだった。

 

経験の「多様性」があることが

強みだと思っていたからである。

 

例えば、高校の時は

「部活4つ(そのうち3つ運動部)やって

東大目指すとか、自分カッケー!!

これで東大入ったら伝説じゃね!?!?」

とか思って無茶をしたわけである。

(当たり前のように浪人したけど←)

 

大学院に入ろうと思ったのも、

「プログラミングできて、

スペイン語と韓国語と英語話せて、

保育士資格も持ってる東大女子ってレアじゃね!?!?

そういう人目指そう☆」

って思って、上記のやりたいこと全部やろうとしたのが理由だったりする。

 

複数の属性をもつ人って少ないから

価値があるんじゃないか、と思っていた。

 

でも、現実は思うようにいかない。

 

自分の経験はたまるし、やりたいこと全部やるから楽しいんだけど、成果が出ない。

「べ、別に誰かに認められたいからやってるワケじゃないんだからねっ」

ツンデレぶってみても、やはり焦る。

 

そしてようやく気付く。

「複数の属性を「持っている」こと自体に価値はなくて、それによって示せるのはせいぜいバイタリティーくらいである。大事なのはその属性において「どこまで到達できたか」じゃないか」

と(今更)。

 

そこで、「圧倒的に成果を残してる同年代の人たち」に話を聞いてみた。

そしたら、自分と彼らの何が違うのか、気づいたことがあった。

それが「選択と集中」、そして「勇気」だった。

 

3.「選択と集中」、そして「勇気」

私みたいに、

「やりたいことがありすぎて困る」人は、

正直、自分の「やりたいこと」を制限することに

めちゃくちゃ抵抗がある。

だから「全部頑張ります☆」ってなるんだけど、

もし欲しいもの・到達したい目標があるなら話は別。

 

自分の時間と体は有限だし、

全てを完全にできるほどの才能もない。

そのために「優先順位」をつけなければいけない……

って、私は悩んでいたんだけど、

「圧倒的に成果を残す同年代」は

そもそも「優先順位」で悩んでなかった。

 

彼らの共通点は、 

「誰も知らない経験を生み出すために、

誰もやったことのないことに

自分の全リソースを投入する

ことだった。

 

正直、皆がやってること、

誰かが既にやっていることに

自分の時間を投資するなら、

それはめちゃくちゃ才能ゲーになる。

才能ある人がめっちゃ努力して

やっと頭角を表せる感じだ。

だから、当たり前だけど「成果」を残せる人は

ごく一握りになってしまう。

 

そういうわけなので、そこまでの才能が特にないなら、

「誰もやったことがないこと」を探して、

最初にやった人が「成果を残した人」になるのだ。

 

こうして、自分が投資すべきポイントを「選択」して、そこに「一極集中する」こと。

それによって、誰も到達したことのない地点に行くことが可能になる。

 

「圧倒的に成果を残す同年代」は

複数のものを手に抱えて、

「優先順位」をつける、つまり

「どれにどのくらいリソース配分するか」

で悩んでない。

 

そもそも、「自分のリソースをどこに集中投下するか」を悩んでる。

ここに1番頭を使っている。

だから、1つに決めたら何も迷ってない。

ただその道をひたすら進むだけである。

 

私はこの事実に愕然とした。

今までの自分の生き方と全然違うから……。

でも、思い立ったら行動するのが持ち味なので、

「自分も切るもの切って「選択と集中」しよう!」

と色んな活動に区切りをつけ始めた。

すると気づいた。

 

怖い

 

ということに。

 

何が「怖い」のか?

それは、

「今ここで自分が選んだ選択で成果が残せなかったら、自分の無能さが丸はだかになる…」

ということだった。

 

例えば、甲子園を目指す高校球児がわかりやすいだろう。

「甲子園で優勝する」ために、自分の学生生活を全て捧げて、

勉強時間も削って練習し続けて、

結果、甲子園に行けなかったら…?

甲子園で勝てなかったら…?

 

「自分は成果を残せなかった人だ」っていうのが

はっきりと突き付けられてしまう。

 

そのリスクが怖くて、勉強するっていうリスクヘッジをとってしまうような人間が、私だったのだ。

 

できなくても、成果を残せなくても、

「とみーはあれもこれもやって忙しいから」

っていう言い訳が成り立つようにして、

自分の小さなプライドを守ってたんだ……。

そして、失敗してもいいように、

別の道で生きるすべを残して安心したかったんだ……。

 

これを断ち切るのは

すごく勇気がいることだと気づいた。

今まで自分は本当の意味で「本気」じゃなかったし、

「リスクをとる」ってことをしてなかった。

その覚悟がないやつに、1つのことで成果を残すって

まず無理なんだなと悟った。

 

そういうわけで、

恐る恐るだけど色んな活動を切りはじめた!

すると、なんか最終的には楽しくなってきた(笑)

「私若いし!失敗しても人生これからじゃん♪」

 って、自分の無能さを突き付けられても、

まあ何とかなるっしょ~と開きなおってきた(笑)

 

というわけで、これから色々付き合いも悪くなるかもしれないけど、皆さん許してくださいm(__)m

「アイツは選択と集中してる最中なんだな~」と温かく見守ってくだされば幸いです!

 

ちなみに、私はこの記事で、リスクヘッジをとったり、活動の幅を広げることを否定したいわけではありません!

そもそもどこに「集中投資」すべきかを探す時点で

視野を制限しても良くないと思うし、

実際リスクヘッジしないと

文字通り生きるすべがなくなって死ぬ!(笑)

 

ただ、何か成し遂げたいと豪語しながら、

何も成果を残せない自分に嫌気がさしている

私のように悩む人の参考になればと思った次第です(`・ω・´)ゞ 

 

それでは、今日はこのへんで☆